着る人選ばず安定的な人気カラーといえる「黒」。ですが、一歩間違えるとたちまち地味で野暮ったく、パッとしない印象になってしまう場合もあります。そんな「ブラックアイテム」を地味にならずに着こなすためのコーディネートのポイントはどんなものなのでしょうか?
「白黒」でモノトーンコーデに
白といえば、黒の永遠のベストパートナー。この二つの色の割合は好みに寄れど、白を主役やアクセント的ポジションに置いた着こなしが地味にならないポイントといえそうです。
意識したい3つのポイント
- インナーにホワイトをセレクトしてみる
- 靴やバッグなどの小物にホワイトをいれる
- 黒~グレー~ホワイトのアイテムミックスで色味のグラデーションを意識してみる
コーディネート例
こちらは黒~グレー~ホワイトと、グラデーションを意識したコーディネート。一つ一つのアイテムがとてもシンプルでありながらも、コンパクトなカラーリングでまとめモードな印象に。大ぶりの眼鏡がGOODアクセントに!
リュクスな小物を合わせる
トレンドアイテムの一つであるデコラティブなネックレスは、シンプルなブラックコーデと相性ぴったり。例えば、何の変哲もない黒のワンピースでも一気に華やかで上品な印象の着こなしへと仕上がります。アクセサリひとつでパーティーシーンへの対応も可能。
意識したい3つのポイント
- リュクス・デコラティブ・ボリュームネックレスと合わせる
- レースやシルクなど、高級感あるアイテムをミックスさせる
- ファーの様な季節感ある素材の小物やアイテムを入れてみる
コーディネート例
カジュアルコーデにしてみる
キッチリ&おすましな印象を与える「黒」は、ボーイズ小物をアクセントに取り入れてみるなどして敢えてカジュアルに着こなしてみると新鮮な印象にすることが出来そうです。
意識したい3つのポイント
- 足元にスニーカーを持ってくるコーディネート
- マニッシュ&ガーリーをmixした甘辛コーデに
- ボリュームマフラーやストールなどで首回りにアクセントをつける
コーディネート例
プレッピーにまとめる
着回し度の高さが魅力のプレッピースタイル。コーデの幅を広げれば、いくらでも大人可愛いファッションを楽しむことが出来そうですよね!では、大人プレッピーに仕上げるブラックコーデのコツは?
意識したい3つのポイント
- インナーにはボタンダウンのシャツを取り入れてかっちりとした要素をオン
- ネクタイやローファーなど、小物やアクセサリーでスクールの雰囲気を
- アウターはブレザーやカーディガン、またはベストやPコートなどをセレクトしてグッドガールに
コーディネート例
素材で遊ぶ
同じ素材を組み合わせたコーディネートは単調になりがちです。また、黒といっても風合いは様々。いろいろなニュアンスのブラックを取り入れる工夫をするのもベターです。
意識したい3つのポイント
- ニット・コットン・レースなど、おなじみの素材をMIXさせる
- ウールのコートにレザーのベルトなど、小物でピリッとアクセントを
- ちょっぴりゴージャスな雰囲気をまといたいときは光沢素材をチェック
コーディネート例
インパクトあるアイテムを投入
ダークカラーでまとめるコーディネートにアクセントを与えたいときは、小物で差し色を加えるのが手軽です。例えば、マフラーやストールで柄物や鮮やかカラーのものを持って来れば簡単に華やぎを加えられます。また、少し個性的なアイテムも、地味になりがちなブラックコーデを引き立ててくれます。
意識したい3つのポイント
- オールブラックコーデには柄物・色物の小物はマスト!(首回り・バッグ・靴等)
- 黒を引き立ててくれるレッド・ブルー・イエローなどのアイテムと合わせる。ネオンカラーも相性抜群!
- ブラックとボトムスまたはトップスに大胆なデザインやパターンといったエッジの効いたアイテムを合わせてみる。
コーディネート例
さいごにもうひとつ
黒を基調としたファッションをする際の意外な落とし穴で気を付けたいのが『ノーメイクで出掛けない』ということです。確かに、普段のファッションとしてのブラックコーデ&ノーメイクまたは薄化粧だと、どこか淋しい印象になってしまいそうですよね。また、もう一点意識したいのは『良い姿勢でいること』。これはブラックコーディネートの時に限った話ではありませんが、姿勢を正して「黒」を着こなせば“凛”とした空気をまとえそう。プライベートはもちろんオフィスルックでも重宝する「ブラックアイテム」。ポイントを押さえて上手に着こなしたいです!