妊娠に気づいてから生活習慣を見直す人は多いと思います。しかし妊娠前の習慣だって大切。妊娠を考えるならしておきたい事をまとめてみました。
胎児の基礎は妊娠初期の2か月に作られる
胎児の脳、脊髄、内臓など体の基礎のほとんどは妊娠初期の2か月に作られるそうです。お母さんから届く栄養やお腹の環境は、赤ちゃんにとってはまさにすべて。赤ちゃんにとって居心地の良い環境づくりは妊娠をする前からしておくべきかも。
食生活や栄養管理で体質を改善する
偏った食生活を続けると、生理が止まったりホルモンバランスが崩れたりと、不妊につながる症状が現れる原因にもなりますよね。毎日の食生活では栄養が偏ったりしないよう、バランスの良い食事を心がけるのが肝心。妊活女子なら何よりもまず健康的な食事をとり「体質改善」を!
「葉酸」を摂取する
健康な新しい細胞を作るのに欠かせないといわれる栄養素「葉酸」。成長期の子供にはもちろん、赤ちゃんの新しい細胞を育むことになる妊娠期にも必須の栄養素として知られています。厚生労働省の発表によれば、妊婦は食事から480マイクログラムの葉酸を摂ることが推奨されているそうです。
「葉酸」の主な働きは?
- 細胞の生産を助ける働きがある
- 赤血球をつくり、貧血を予防する働き
- 口の中や胃腸の粘膜再生を促す働き
葉酸は「緑黄色野菜・レバーや豆類、胚芽や酵母」など多くの食品に含まれますが、光・水・熱に非常に弱い栄養素だそう。ですので、サプリメントなどでフォローして摂取するというのが理想的な方法かもしれません。
生活習慣を見直す
タバコに飲酒、カフェイン・薬の常用などが生活習慣となっている場合は妊娠が分かってからやめておけばよかった…と後悔する人も多いようです。後々悩まないためには、妊娠を希望または、その可能性があったりする場合は極力控えることが良策かもしれませんね。また冷えやストレスも妊娠しやすい体作りの大敵となるので気をつけたいですね。
見直したい生活習慣
- タバコ・飲酒・カフェインなど趣向品の過剰摂取
- 薬の常用
- 冷え
- ストレス
冷えやストレスの解消には、お風呂で半身浴をしたりアロマオイルでリラックスするのも効果がありそう。好みの入浴剤を集めてみるのもよさそうですね!
風疹の予防接種
妊娠初期の女性が風疹に感染すると、出生児が先天性風疹症候群という病気を発生し、白内障、先天性の心臓病、難聴の2つ以上を持って生まれてくることが多いと言われています。
また最近は、過去最悪のペースで風疹患者が増えているため、妊娠を希望する女性またはその家族は予防接種を。というニュースをよく目にしますよね。
抗体を持っていたとしても、風疹の予防接種は受けられるそうですが、予防接種から数か月間は避妊の必要があるため、妊娠を希望する夫婦は早めに検討した方が良さそうですね。
費用は安くて5,000円、高額だと10,000円と幅がありますが、私自身が受けた時は『MR混合』というワクチンで7.500円でした。