1,2年前からちょこちょこと見かけるようになり、今季一気に復活を遂げたカーディガンの肩掛け、通称「プロデューサー巻き」。
80年代末~90年代初めのバブル期に流行った巻き方ですが、今では、“どこか懐かしい”どころか“何だか新しい”といった着こなしに!
今回は、そんな「プロデューサー巻き」と取り入れたレディースコーディネートを集めてみました。
カーディガンやセーターを肩掛け!「プロデューサー巻き」の着こなし
先日ご紹介したシャツやカーデの「腰巻」コーデと並んで定番の着こなしとなりそうなプロデューサー巻き。海外ファッションスナップから中心に集めてみました。
アクセントカラーとして
人気モデルのジェシカ・ハートのストリートショットから。ヘルシーなショートパンツにカゴバッグが夏らしいコーディネート。グリーンのシャツに映えるレモンイエローのカーディガンをプロデューサー巻にしています。トップスとの色の対比を楽しみたい時にはとても便利な着こなし方です。
シンプルデニムスタイルのアクセントに
こちらはオリビア・パレルモのストリートショットから。ホワイトのトップスとスキニーデニムにフラットパンプスというシンプルな出で立ちに、グレーのセーターを肩掛けしたコーディネートです。ホワイトとライトグレーという、色の差が少ないカラーの組み合わせだと上品な雰囲気に仕上がりやすいですね。
アレクサ・チャンのオフスタイルは、いつもシンプルながらもバランスが良くとても参考になるものばかり。コンパクトな着こなしゆえに、少しさみしくなりそうな首・肩周りも、ネイビーセーターを肩掛けすることでしっかりとカバー。
こちらはデニムスタイルではありませんが、やはりシンプルな着こなしにプロデューサー巻きをしたコーディネート。アクセサリーなどの装飾品を取り入れずとも淋しくならないのは、やはりセーターの肩掛けがあっての事!
モノトーンコーデに
何となく、ファッションもニュートラルに決めたい。という時ありますよね。そんな時にはシンプルなモノトーンコーデがオススメ。ミニマルでありながらも、旬なプロデューサー巻きを取り入れれば一気に今っぽさをまとえます。
モノトーンといっても、白黒でまとめずに少し色味をずらしたグレーを加えてみるのも素敵です。こちらはプロデューサー巻といっても少し左肩に重心を置いた巻き方。また、結んで巻いたり、ただ肩にかけたりと、少しのアレンジをするだけでも新鮮な着こなしに。
マニッシュスタイルに
ストリートスタイルやセレブスタイルなどのファッショントレンドを紹介する海外サイト「Who what wear」で組まれていた“シャツの腰巻きに飽きたらこれはどう?”という特集。意外なことに、海外ではカーディガンやシャツの肩掛けはそれほど定番化していないらしく、新鮮な着こなし方として提案されています。
ワンピーススタイルに
見ていて新鮮だなぁー。と思ったのがワンピースとプロデューサー巻きの掛け合わせです。女性らしいワンピスタイルに、ちょっぴりマニッシュを感じる肩掛けがミックスすることで絶妙なバランスの着こなしが実現します。
こちらはアレクサ・チャンのファッションスナップから。ホワイトのシャツワンピースにネイビーのセーターをプロデューサー巻きにするというグッドガールなコーディネート。これからはプレッピースタイル×セーター肩掛けという着こなしも来そうかも!!!
サロペット・オーバーオールに
ホワイトのタンクトップにデニムのサロペットというカジュアルスタイルにブラックのセーターをプロデューサー巻きにしたコーディネートです。下手をすると子供っぽくなってしまいがちなサロペット・オーバーオールスタイルの打開策を救うのは、いがいと“肩掛けコーデ”なのかも・・・!
アウターを羽織るのも◎
Tシャツとダメージドデニムというラフなスタイルにカーキ意をのミリタリージャケットを肩に羽織ったコーディネート。ゆるめにウエストインした着こなしや、パンツの裾をロールアップして肌見せするなど、ちょっとした工夫がコーデに奥行きを持たせてくれます。