定番であり人気も高い“花柄”の特徴といえば、可愛らしく華やかな柄であるということだと思います。
しかし、ファッションに取り入れると、思った以上に甘くなってしまう…という場合も。特にトップスに花柄を入れるのは何となく苦手でという女性も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「花柄シャツ」を甘くなり過ぎず、大人っぽく着こなすためのポイントと、レディースコーディネートをまとめてみました。
大人っぽくまとめる「花柄シャツ」の着こなし方
落ち着きある色でまとめる
花柄シャツを大人っぽく着こなすなら、全体を落ち着くある色味でまとめたコーディネートがオススメです。
また、小さな小花柄よりも、大ぶりの花やボタニカルな柄のアイテムをセレクトした方が、大人っぽい着こなしにまとめやすい傾向にあります。
シャツを取り入れたコーディネートでは、ボタンの留め方次第で着こなしの印象を変えることもできます。
上のように、きちんと感を出したい時はしっかりと第一ボタンまで留め、逆にリラックス感や軽やかさ、抜け感を出したい時には上から2~3のボタンをはずして着ます。
オールホワイト気味に
落ち着きある色味と言っても、ダークトーンに傾いてしまうのも何だかつまらないですよね。そんな時にオススメしたいのが、オールホワイト気味に仕上げたコーディネートです。
こちらはオリビア・パレルモのファッションスナップから。花柄のシャツにレースのショートパンツを合わせたコーディネートです。マリンロープ風デザインのベルトとシャツの裾絞りで腰回りにアクセントをつけています・
オールホワイトコーディネートというのは、バランスを取るのが難しく、下手をすると浮いてしまいそうで敬遠しがち…ですが、トップスとボトムスのどちらかに柄物を合わせたり、素材感を変えてみるととても着こなしやすくなります。
春夏の大人っぽいコーデのキーワードとしても上がってくるオールホワイト。こんな挑戦の仕方も素敵かもしれません。
デニムと合わせてカジュアルミックス
花柄とデニムの組み合わせはもはや定番!もちろん花柄のシャツとジーパン・デニムパンツというコンビネーションだって相性は抜群です。
ヒールやクラッチ、チェーンバッグといった大人の女性を思わせるような小物使いで明るい花柄を着こなせば、シックな大人のお出かけ着に。ピアスやネックレスなどのアクセサリーも気にしてみたいですね。
明るい色なら寒色系
春夏にふさわしいような明るいキレイ色の花柄を切るなら、ブルーやグリーン、そしてパープルといった寒色系のカラーを選ぶとクールな大人スタイルにまとめやすくなります。
ブルー系の花柄シャツにミントグリーンのスキニーパンツを合わせたコーディネートです。小物にはビビッドなブルーやオレンジをセレクトし夏っぽく。トップスとボトムスを同系色で合わせる時は、ぼやけてしまう場合もあるため、ベルトにアクセントカラー的な色をセレクトすると◎。
小物で大人っぽさをプラス
明るい色味の花柄を着る時には、どうすれば甘くなり過ぎたり、浮いてしまうのを防げるのかというと、それはずばり“小物使い”にあります。
カラフルなイエローベースの花柄シャツに、同系色のショートパンツを合わせたコーディネートです。こういったカジュアル寄りな着こなしは、合わせる小物次第でだいぶ印象が変わってきます。こちらの場合、ブラックのクラッチバッグを合わせ、コーデを引き締めつつ大人っぽさも加えています。
こちらはシャツではなく、花柄のプルオーバーとミニスカートを合わせたコーディネートです。上下共にピンク系でまとめながらも、小物にクラッチやポインテッドトゥのヒールパンプスを合わせるなど、女性らしいアイテムを合わせ大人っぽく仕上げています。
ボタニカル柄にも挑戦
最近人気急上昇した柄物に“ボタニカル”といったものがありますが、同じ植物が描かれているとはいっても、葉っぱや茎が詳細にデザインされているものが多く、これまでの花柄とはまた違ったお大人っぽい趣があります。
ノーカラーのシャツをスカートにインした着こなしです。シャツの柄と同系色であるイエローをスカートに選び統一感あるスタイリングに。柄の雰囲気といい、セレクトしたショルダーバッグといい、どことなくレトロな感じがとてもオシャレ。