流行が目まぐるしく移り変わる“メイク”ですが、最近のトレンドはといえば『ナチュラルメイク』。
かつて一世を風靡した“細眉”や“デカ盛りアイメイク”はどこへやら…
ふんわり眉毛や薄め抜け感アイメイクに注目が集まる今日この頃です。
そんなナチュラル系メイクの中でも押さえておきたいのが「薄盛りメイク」。
薄めなのにしっかりと盛れるこのテクニック、究めてしまえば「天然美人」の名も欲しいままかも?
薄盛りメイクとは何?
「薄盛りメイク」とは、作りこみ過ぎないけど、しっかりと手順を踏んだメイクのことです。
マスカラやアイライナーで作り込んだデカ目は、近くで見ると不自然なうえに、メイクが崩れてパンダ目になりやすいというリスクも…
その点、薄盛りメイクであれば、何と言っても“薄い”ので悲惨な化粧崩れの心配もありません。
しかも嬉しいことに、このメイク方法ならお化粧直しだって簡単です。
「薄盛りメイク」のパーツ別解説
アイシャドウ
まず、アイシャドウメイクをする際に一番おススメなのは、肌なじみが良いベージュ~ブラウン系のカラーです。
そして、グラデーションはなしの単色塗りでシンプルに。
シャドウカラーを乗せる範囲は二重幅程度で目を見開いたら見えないくらいに。
「盛って見せない」ための一番のコツとしては、チップでしっかりと色を塗りこむのではなく、ブラシでふんわりとのせるのが◎です。
アイライン
アイラインはブラウンライナーを使って、上まぶたとまつげのキワに、黒目上あたりから目尻に向かって極細ラインを引きます。
薄盛りメイクなりにアクセントをつけたいな…という時は、目尻は少し長めに引いて仕上げます。
マスカラ
まずは、ビューラーでしっかりとまつ毛を上げてからマスカラを塗ります。
マスカラは、ボリュームタイプではなく、フィルムタイプを使用した方がまつ毛1本1本を際立たせてくれるのでオススメです。
つけまつ毛を付ける場合は、マスカラを重ねて、自まつげとつけまつげを自然に馴染ませるのがポイントです。
薄盛りメイクに「つけまつ毛」を取り入れるなら
つけまつ毛は、ナチュラルな印象のものを選びます。ストレートで全体に毛が広がっているもの、そしてラインは透明のものを選びましょう。
また、使う前に目尻を1㎝カットしておくと、仕上がりもナチュラルに見えます。
眉毛
薄盛りメイクで取り入れるべき眉毛の基本は「ナチュラルな太眉」です。
今のトレンドのふんわり眉毛なら薄盛りにもピッタリです。
また、眉毛の形はナチュラルに整える程度で眉毛のお手入れはし過ぎないように。大きく変えたりしないでじ眉毛を活かすのがふんわり眉を作るコツです。
リップメイク
最近赤リップに注目が集まってはいますが、目立つ色を使ってしまうとせっかくの薄盛りメイクの魅力がぼやけてしまいます。
ですので、薄盛りメイクに取り入れるリップカラーは、肌なじみのいいピンクベージュがオススメです。
ベースメイクも厚塗り厳禁!
ベースメイクは下地やコンシーラーを使って赤みやクマをしっかり消し、肌トラブルを感じさせないように。
また、ファンデーションの厚塗りは厳禁です!下地でしっかりとカバーした後は、薄く肌にファンデを乗せるくらいを心がけます。