女性の美のカギを握る「女性ホルモン」。女性ホルモンは、女性が女性らしく生きるのに不可欠といわれるホルモンです。
いつまでも若々しくキレイでいるため、ちょっとした生活習慣で女性ホルモンを増やせたら…
というわけで今回は、眠りにつく前の、夜の隙間時間でちょこっと出来る「女性ホルモン」に働きかける良習慣を調べてみました。
はじめに:女性ホルモンとは?
代表的な女性ホルモンには、月経周期をコントロールしているエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)があります。
広く知られるように、女性ホルモンは 女性らしさを保つためのホルモンでもあり、美しい肌や美しい髪を維持する働き意外に、爪や骨にも影響を及ぼすという働きがあります。
美肌に欠かせないコラーゲンやヒアルロン酸も女性ホルモンによって保持されるため、“女性ホルモンの分泌量を増やす”ということは、美肌、美髪を取り戻すだけでなく、その美しさを保つ効果もあるのです。
寝る前に増やす!「女性ホルモン」に働きかける習慣
バスタイムはゆっくりと
リラックス効果が高いとされるゆっくりとした入浴。女性ホルモンを増やす上でも、とても重要とされる習慣のうちのひとつです。
仕事や家事などで心と体が疲れたときは、入浴中に3分ほど、目を閉じて何も考えずにボーッとするのが効果的。
そうすることで、脳と体がリラックスします。
ストレスは女性ホルモンの大敵です。疲れたら、しっかりと取り除きましょう!
ストレッチや簡単な体操で体をほぐす
いきなり定期的な運動を生活に取り入れるというのはハードルが高いですが、ストレッチや簡単な体操で体をほぐす習慣をつけておくと、女性ホルモンを増やすのに効果的です。
お風呂上りにゆっくりと深呼吸をしながらストレッチを行うのもオススメです。
音楽鑑賞をしてリラックスする
好きな音楽を聴くと、リラックスしたり、気分が上がったり…精神的にプラスになる効果を感じますよね。
なんと、ある研究によれば、軽音楽やクラッシク音楽を聴くと不安が和らぐ理由に、その効果に女性ホルモンの作用が関係していることが挙げられるのだとか。これが性別による効果の差を生んでいる可能性があるんだそうですよ。
好きな音楽をお風呂で歌ってみるのもいいかもしれませんね。
照明を落としてリラックスする
寝る時間の少し前は、照明を落とし、音楽を聞いたりキャンドルの灯りでリラックスして過ごすのが女性ホルモンの増加には効果的だそうです。
アロマオイルを焚いて心身ともに癒されるのも良いかもしれません。
夜更かしをせず、質の良い睡眠をとる
ホルモン分泌を正常化させるためには、1日の生活サイクルを整えることも大切なんだそうです。
毎晩夜更かしして、寝る時間が不規則だと、ホルモン分泌の状態は悪くなるばかり。
また、寝る時間ばかりでなく、就寝時に質の良い睡眠をとることも重要です。
携帯やスマホ・タブレットを布団の中へ持ち込み、眠りにつくまで使用するという人も多いとは思いますが、良質な睡眠をとるためには逆効果となるの習慣です。
就寝時間前は、テレビやパソコンなどで刺激を受けるのも、なるべく控えた方が良いようです。
深呼吸をする習慣を
心身の状態を活動モードにする「交感神経」ばかりが優位になると、女性ホルモンのバランスが乱れることがあるそうです。
そんな時には深呼吸をしてみるのが効果的。
息を長く吐くことで、体と心をリラックスさせる「副交感神経」が優位になり、自律神経のバランスが整います。
これが、ホルモンバランスのケアにも有効となります。
【一般的な深呼吸の方法】
次の呼吸法を5回繰り返します。
- 目を閉じ、4秒問、鼻から息を吸い込みます。このとき、おなかがふくらむように息を吸い込むのがポイント。
- 吸い込んだ息を2秒間止めます。
- 8秒かけて、ゆっくり鼻から吐き出します。
せわしい毎日を送っていると、なかなかゆっくりと深呼吸する機会もありませんが、意識して生活習慣に取り入れたいですね。